どうしよう、ペットの急病! 動物病院にかかるときの大切なポイントとは

2018/03/30

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突然ペットの具合が悪くなったとき、どうすると良いでしょうか?ペットを助けるために気を付けるべきことはなんでしょうか? また、急病になったのが、かかりつけの動物病院の診察時間外だった場合は、どうすれば良いでしょうか? 獣医師100名にご意見を伺いました。

何よりもまず、迅速な行動が大事!

獣医師100名の回答によると、急病での来院時に一番困るのは圧倒的に「発症から時間が経ちすぎている」というものでした。発症から時間がたちすぎると、診察にも支障が出てしまいますので、迅速な行動が大事です。

事前連絡のないままいきなり行くと、混んでいてなかなか診てもらえなかったり、診察の準備に時間がかかってしまったりすることもありますので、まずは電話で連絡をいれ、症状や様子を伝えて、どうしたらいいか獣医師の指示に従いましょう。

広島県
臨床経験:6-10年
得意な診療科:問題行動科
急患なのに緊迫感がない。世間話なんてしている時間はないのにやたらのんびり経過を話し出す。

正確な情報を獣医師に伝えましょう

いつから具合が悪くなったか、食べたものは何であったか等をしっかり思い出し明確に伝えることも大切です。いつもと違うところを散歩した、他の動物と接した、(ケガの場合は)どこでどのようにケガをしたか、等もメモしておくと確実です。

東京都
臨床経験:21-25年
得意な診療科:内分泌・代謝疾患, 総合診療
写真・動画で、尿・便・発作の様子を記録してきてもらえると助かります。

発作を起こした、震えていた、咳が出ていた、などの症状は口で伝えてもなかなか分かりにくいこともあります。また病院に着いたときは、症状がいったん治まっている場合もあります。

そのような場合のためにも、症状が出ているときの動画を撮っておくと診察の助けになります。発作などは特にびっくりしてなかなかできないかもしれませんが、急病のときこそ、動画が撮れるようにしておきましょう。

また、排泄物を持っていけないときも、色や形状がわかるように写真に撮っておくとよいようです。

ただし、最も大切なことは、「迅速に獣医師に連絡し、病院に連れて行くこと」です。その上で、出来るだけ正確な情報を獣医師に伝える努力をしましょう。

急病時のためにも、かかりつけの病院をまず作ろう

かかりつけの患者さんなら、たとえ診察時間外でも急患対応してくれる動物病院が多いようです。「かかりつけでなくても出来るだけ対応している」「全て対応している」を含めると、かかりつけ病院であれば約8割は対応してくれます。

そのため、急病に備えて、まずはかかりつけ病院を作ることが大切です。その上で、日頃から急病のときはどうしたらいいか、もし時間外だったらどうすればいいかを獣医師に確認しておくと、いざというとき安心です。

かかりつけ以外を受診したときは、あとで報告するのが〇

時間外の急病の場合は24時間対応病院など、他の病院等に行くこともあると思います。そのような場合に、かかりつけ医が希望する連絡方法は獣医師により異なります。

事前に連絡が欲しい獣医師もいれば、連絡不要とする獣医師もいます。かかりつけ医に、診察時間外の急病時にどのように連絡すべきか事前に相談されることをおすすめします。

まとめ

大切な家族であるペットが急病にかかると心配ですよね。まずは、「かかりつけ医を見つけておく」こと、そして「診察時間外の急病時の対応について、事前に獣医師に相談しておくこと」が事前準備として大事です。

いざ急病のときは、何よりも「迅速に行動すること」が大切。その上で「出来るだけ正確な情報を獣医師に伝えること」を心がけましょう。

大切な家族であるペットを守るため、普段から準備しておきたいですね。

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