下痢や嘔吐に苦しむ愛犬は見たくない。獣医師に聞く、おなかの不調に対応する美味しい療法食とは?

おなかの不調の原因はさまざま

下痢や嘔吐は、動物病院来院理由のトップ3に入ります。多くの愛犬が悩むおなかの不調。
実は、原因はさまざま。愛犬を下痢や嘔吐から守るために、適切な食事を選んであげたいですね。

幅広いおなかの不調に対応できる美味しい療法食を

下痢や嘔吐の症状が出たら、まずは動物病院につれていって獣医師に診てもらいましょう。
これまでの消化器疾患の療法食といえば、「低脂肪食」、「低アレルゲン食」、「高繊維食」など、それぞれ1つの要素にのみ対応するものしかありませんでした。
最近は「低脂肪かつ低アレルゲン」のように、複数の要素を兼ね備え、より与えやすくなった療法食があります。しかも、国産で安心な上、美味しい、という愛犬に嬉しい特長もあります。
今回は、美味しくて安心な国産療法食のメーカーである日清ペットフード株式会社で療法食の開発をされている獣医師の清末正晴先生にお話を伺いました!

Q:
日清ペットフードで開発に成功した、犬の消化器疾患対応療法食はどのようなものでしょうか?
A:
下痢や嘔吐の原因は単一の要因ではないことも多いですが、これまでは「低脂肪食」、「低アレルゲン食」、「高繊維食」の内のいずれかを与えるだけしか選択肢がありませんでした。療法食「ダイジェストエイド」は、「低脂肪」と「低アレルゲン」の両方の要素を兼ね備え、より多くの愛犬の消化器の悩みに対応できるものです。
Q:
とても良いコンセプトの製品だと思いましたが、開発ではどのような点に苦労されましたか?
A:
低脂肪かつ低アレルゲンの設計のため、使用できる原材料が限られる中、愛犬が喜ぶ美味しさを実現するのに苦労しました。大学病院で実際の消化器疾患の犬にも協力してもらい、数年がかりで、美味しさと有用性のバランスを実現しました。
Q:
海外製の療法食が多い中、国産であることの強みはありますか?
A:
そうですね。私たちは国内のメーカーですので、日本で多く飼育されている小型犬に合わせて製品開発ができることは大きな強みです。ダイジェストエイドは、小型犬でも食べやすいように小粒にしています。

また、私のいる那須の研究所では多くの小型犬たちに協力してもらい、美味しさの評価を行っていますので、日本の犬たちが喜ぶ美味しさになっています。

また、国内で生産しているため、製造後速やかにお客様にお届けすることができます
人用のおやつにも入っている脱酸素剤を同封することで、長く美味しさをキープさせるという配慮をしているのは、食品メーカーを母体とする弊社の強みでもあります。
また、酸化防止剤として、天然由来のローズマリー抽出物を用いているため、美味しいだけでなく、安心を感じてもらえるものと思います。
日本の飼い主の皆さんからのご要望にお応えして、大容量サイズは内袋で小分けにすることで、常に開封直後の美味しいフードを与えられる設計になっていますが、国内メーカーだからこそ発想出来たことです。

Q:
最後に犬の飼い主に一言お願いします。
A:
便には愛犬の体調が現れることが多くあります。愛犬の便を毎日見てあげられるのは飼い主の皆さんだけです。便の様子が いつもと違うようなら、動物病院で診てもらうとよいでしょう。そして、獣医師のアドバイスに従い適切なフードを与えてあげて下さい。
また、下痢や嘔吐のように目に見える症状がなくても、定期的な健康診断はとても大切です。言葉で症状を伝えられない愛犬のために、若いうちは年1回、7歳くらいの高齢になってきたら年2回は動物病院で健康診断を受けると良いですね。
私たちも、日本の犬たちの健康維持と、美味しいフードを喜んでもらうため、さらなる探求に努めて参ります。

国産の消化器疾患対応療法食「ダイジェストエイド」を
購入できるのは動物病院だけ

今回、日清ペットフードの清末先生のお話しはいかがでしたか?
ダイジェストエイドは、「低脂肪」かつ「低アレルゲン」の2つの要素を兼ね備え、より多くの愛犬の消化器の悩みに対応できるだけでなく、日本の犬が美味しく食べられるように工夫がたくさん詰まっていることがわかりましたね!
獣医師にしっかり診てもらった上で、適切な療法食を選んでもらうため、「ダイジェストエイド」は動物病院でのみ販売しています。ぜひ近くの病院へ相談してみてください!